フジテレビ風間晋解説委員が27日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。番組の冒頭、米国のボルティモア港で起きた鉄橋の崩落事故について、「ワシントンとニューヨークを結ぶ大事なルート。長期にわたって使えなくなると、日本にも大きな影響がある。ただ、復旧に向けての長期化は避けられない」と心配した。

事故は現地時間の26日未明に起きた。コンテナ船が港湾にかかる鉄橋に衝突し、全長約2・5キロの端が崩落、通行中の車両が川に落下。同港は自動車を毎年約85万台も輸出するほか、農産物、建設機械などを扱う、米国有数の港でもある。

米国出身で、コメンテーターを務めるパックンマックンのパトリック・ハーランは、「現在、船員不足などでアメリカの各港はコンテナ船で渋滞している。これでニューヨークやボストンなどの港も渋滞するし、物流が滞ればインフレにつながりかねない。近くの皆さんの日常生活にも大きな影響が出る」と、語っていた。