立憲民主党の米山隆一衆院議員が3日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。発言が問題視された静岡県の川勝平太知事と大阪府の吉村洋文知事について言及した。

吉村氏は3月23日の茨木市で行われた日本維新の会の会合で「今、批判しているね、名前は言いませんけど『(羽鳥慎一)モーニングショー』の玉川とかね。今、批判するのはいいけど、入れさせんとこうと思って」「『入れさせてくれ』『見たい』といっても、もう、モーニングショーは禁止。玉川徹は禁止と、言うたろうかなと思う」と、2025年大阪・関西万博をめぐり批判的なコメントをしているとして、元テレビ朝日社員の玉川徹氏(60)および同氏の出演番組を名指しして発言。

米山氏は自身のXで「仮に冗談としても、反対言論を委縮させる権力濫用的なもので、公式に撤回・謝罪が必要だと思います。協会の対応が注視されます」と投稿していた。

また、川勝知事は1日に県の新規採用職員への訓示で「県庁はシンクタンク。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたり、ものをつくったりとかと違い、皆さまは頭脳、知性の高い人たち」と発言し、職業差別との批判が殺到。2日に記者団の取材に対し、「6月の議会をもってこの職を辞そうと思う」と辞意を示した。

米山氏は、Xユーザーから寄せられた「主に立憲が応援してきた川勝知事の職業差別発言についてはどのようにお考えでしょうか?? ジョークでしょうか?」との質問に返答するかたちで「問題ですよね。だから辞職をされる訳です。吉村知事の発言は特定の個人・団体を論っており、これ以上に問題だと思いますが、吉村知事は辞任されるんですか?」と疑問を投げかけた。