前明石市長で弁護士の泉房穂氏は23日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自身の名前や写真が詐欺の広告に悪用されている問題で、不正広告が横行しているインスタグラムやフェイスブックを運営する米IT大手メタ社に対し“詐欺の共犯”として刑事告発することを視野に入れていると投稿した。

泉氏は「勝手に私の写真や名前を使って『なりすましの詐欺広告』をしているにもかかわらず、メタ社の『ガイドラインに違反していない』と開き直るとは、メタ社そのものがどうかしていると言わざるをえない」とポスト。「メタ社を“詐欺の共犯”として刑事告発することも視野に入れて、今後しっかりと対応をとっていきたい」とつづった。アップされた写真は、泉氏の写真や名前が悪用された広告をめぐり、泉氏がメタ社に「報告」したものとみられ「泉房穂の広告は削除されませんでした。Metaの審査チームによる審査の結果、泉房穂の広告はコミュニティガイドラインに違反していないと判断されました」などと記載されていた。