出産のため休場していた将棋の福間香奈倉敷藤花(32)が19日、大阪府高槻市の関西将棋会館で行われた第32期倉敷藤花戦3番勝負第1局に臨み、挑戦者の伊藤沙恵女流四段(31)を127手で破り、先勝した。福間は10連覇が懸かり、伊藤は初獲得を目指す。福間は復帰後、公式戦は3連勝、タイトル戦では2連勝となった。
先手の福間は得意の中飛車を選択。手厚い指し回しで主導権を握り、鋭く寄せきった。
終局後、序盤戦について「あまりない形だったので、一手一手が難しかった」と話し、中盤以降は「手が分かりやすく方針が立てやすかった」と振り返った。
昨年11月17日から2月12日まで休場し、昨年12月に第1子の男児を出産した。
倉敷藤花戦3番勝負は休場前の昨年11月5~11日に予定されていたが、延期されていた。
17日には延期されていた西山朋佳女流3冠(29)の挑戦を受けるリコー杯第14期女流王座戦5番勝負第2局に臨み、復帰後タイトル戦の初白星を挙げた。中1日で臨んだタイトルでも勝利し、タイトル戦2連勝となった。

