読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏が13日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分)に出演。“増税派”と言われる立憲民主党の野田佳彦代表の政治スタンスを評価した。

番組では主要野党の党首・代表に直撃インタビューを実施した。

野田氏は“増税派”と呼ばれていることについて「かなりレッテル貼られすぎちゃってる」と苦笑。ガソリン税の暫定税率廃止法案を国民民主党と共に提出したことを例に挙げながら、「増税イメージばっかりですけど、政策減税は柔軟に対応してきますからね。誤解の無いようにお願いしたいと思います」と反論した。

これに橋本氏は「私は戦後の政策決定の5本の指の中で、野田さんがやった消費税の8%から10%(が入る)。敢然として彼はやりましたからね」

野田氏は首相だった12年、消費税率を5%から8%、10%へ2段階で引き上げることを決定。橋本氏は当時、野田氏に「あなたは総理を取りますか、消費税を取りますか」と問うたという。

「消費税をやると総理でいることはできないんですよ。民主党で賛成を得られない、クビ。国会に出しても通らなければクビ。通ったとしても選挙すれば負ける、クビ。どっちにしても8%から10%をやると総理大臣でいられなくなる。その時、彼は何と言ったか。『私は消費税を取ります。なぜならば、これからの人たちに対してやらなければならない』」

首相の地位よりも政治信念を貫いた野田氏に対し、橋本氏は「私の政治記者経験の中でも、非常に貴重なものでした。むしろ、そのことを誇るべきです。ですから、そういう態度で堂々と行ってほしい」と評価した。