日本将棋連盟は6日、清水市代女流七段(56)を新会長とする人事を発表した。同日行われた棋士総会で、今年4月の役員(理事)予定者予備選挙(定員7)で選出された清水以下、脇謙二九段、森下卓九段、糸谷哲郎八段、片上大輔七段、千葉幸生七段、瀬川晶司六段の7人を承認。新たな役員による理事会で、清水が会長に選ばれた。一昨年6月から2年間務めてきた羽生善治九段(54)は会長を退く。
棋士総会では、「クイーン白玲」のフリークラス編入が承認された。白玲は、8つある女流のタイトル戦で序列1位。これを通算5期獲得し、「クイーン白玲」の永世称号を獲得した場合、棋士(四段)への権利が与えられる。これにより、女流棋士が棋士へと編入できる新たなルートが開拓される。今年4月に羽生前会長が提案していた。
現在、白玲を保持しているのは西山朋佳女流2冠で、白玲は通算3期獲得している。今期から賞金が1500万円から4000万円へと増額され、棋戦の価値が大幅に上がった。これを背景に、女流棋士のキャリア設計の多様化、引いては将棋界の活性化を目指す。
従来の棋士編入試験制度で挑戦した女流棋士は2人。一昨年は福間香奈女流6冠(33)、昨年から今年にかけて西山が受けたが、いずれも不合格だった。

