ジャーナリスト末延吉正氏は16日、水曜コメンテーターを務めるテレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)で、先週9日に自身が番組内で発言した内容について謝罪した。

末延氏は9日の放送で、自民党総裁選がテーマになった際、「公明党にしたって選挙があれば支援団体にね、いくらか配りますパターンで、その代わり票を渡しますみたいな。これで30年やってきて、それは1つの政治の劣化でもあったわけですよ」と発言。この発言に対し、公明党が11日、公式X(旧ツイッター)で抗議声明を発表。「事実に基づかない誤った認識であり、全く意味が不明な発言だと言わざるを得ず、誠に遺憾です」とした上で「このような発言は、公明党への信頼を損なうだけでなく、日本の政治や選挙の健全性に対する誤った印象を与えかねません。発言の根拠について説明を求めるとともに、速やかにお詫びと訂正、撤回を行うよう強く求めます」と、謝罪と発言の撤回を求めていた。

この日の放送終盤、MCの大下容子アナウンサーが「ここで、先週の放送について、末延さんからおわびがあります」と報告。続いて発言した末延氏は「先週火曜日の自民党総裁選のコーナーで、私から『公明党にしたって選挙があれば支援団体にね、いくらか配りますパターンで、その代わり票を渡しますみたいな。これで30年やってきて、それは1つの政治の劣化でもあったわけですよ』と、このように発言しました」と釈明した。

その上で「発言の趣旨は、今回の2万円の給付金を含め、これまでの自民党と公明党の選挙協力に関する見解を述べようとしたものだったんですが、放送での私の発言では、特定の団体に金を配っているかのような、誤った印象を与えてしまったと思います。そういう意味では、言葉足らずな発言をしたことを、おわび申し上げたいと思います」と述べ、謝罪した。

さらに「とりわけ、公明党をはじめ、関係者のみなさまには大変ご迷惑をおかけしましたので、おわび申し上げたいと思います」とも語り、公明党へのおわびも口にした。

公明党がXで求めていた発言の撤回については特に触れなかったが、末延氏は謝罪を繰り返した。