自民党の高市早苗・前経済安保担当相(64)は19日、国会内で会見し、党総裁選(22日告示、10月4日投開票)で訴える政策について発表した。質疑応答で、もし自身が首相に就任した際、靖国神社への参拝を続けるのかどうか問われ、明言しなかった。

高市氏は「私は、靖国神社にも千鳥ケ淵(戦没者墓苑)にもお参りをしますし、全国各地の護国神社にもお参りをしてきました。靖国神社は、日本の戦没者の中心的な慰霊施設で、平和を祈るお社だと宮司さんが言い続けておられる」とした上で「国策に殉じられた方のご慰霊のあり方、平和の祈念のあり方は、しっかり考えていかないといけないと思っている」と述べた。

「まだ、総裁選に立候補している段階でございます」とした上で、「『総理になったら』というご質問ですが、私にとっては、お国のために命をささげた方は大切な存在であり、感謝の気持ちはけして変わりません」と述べるにとどめた。

高市氏は毎年、終戦の日は靖国神社を参拝しており、今年8月15日も参拝した。昨年の総裁選の際には、首相になった場合でも靖国神社の参拝を続ける意向を示していた。

自民党総裁選は、茂木敏充前幹事長(69)、小林鷹之・元経済安保担当相(50)、林芳正官房長官(64)がすでに出馬会見を開いており、小泉進次郎農相(44)は、20日に出馬表明会見を予定している。