自民党総裁選(10月4日投開票)に出馬している茂木敏充前幹事長(69)が、国会内でスポーツ紙合同インタビューに応じた。

これまで、よくも悪くも「有能伝説」ばかり伝えられてきた茂木氏だが、ドラマフリークや料理好きの一面のほか、「美容&料理男子」という素顔も告白した。

茂木氏は、党幹事長や外相、経済再生担当相など要職を歴任。「今、自民党は本当に逆風の中にある。リーダーとして組織の上にたつというより、逆風の中で先頭に立って、みんなを引っ張って行って結果を出したい」と、昨年に続き2度目の挑戦となる総裁選にかける思いを口にした。

霞が関官僚による「トリセツ」の存在が表面化するなど、霞が関に厳しい政治家というイメージが伝えられてきたが、「最近ハマっていることは?」などの柔らかめの質問には、ノリノリで対応。ドラマフリークだと告白し「家に帰ってドラマを見るのが好きですね。ずっと仕事していると、緊張してアドレナリンが出ている状態。家に戻ってドラマを見ると、リラックスするんです。Netflixもいろんなジャンルを見ていますし、昔のドラマも見ていて、意外と良かったのが『101回目のプロポーズ』。見た目じゃなくて、気持ちなんだなと(笑い)」と、武田鉄矢と浅野温子のラブストーリーで社会現象にもなった作品への思いを語った。

音楽は小野リサなど、ボサノバを聴くことが多いそうだ。今月21日まで東京で行われた陸上の世界選手権の結果も、気になっていたという。

大会のスペシャルアンバサダーを務めた俳優織田裕二が「卒業」を宣言したことには「残念ですね。やっぱり、本当に陸上が好きな方なんだと思うし、『情熱』というのはやっぱり伝わると思う」と、織田が中継番組で長年見せた熱血ぶりを念頭に言及。「好きなこと、自分が信じていることというのは、相手に伝わるんじゃないかと思う。スポーツもそうですし、政治も感動だと思うんですよね」と持論を語った。

「踊る大捜査線」や「東京ラブストーリー」など、織田の代表作のファンであることも明かした。

地元の夏祭りなどで20年以上、鉄板でへらを使いながら焼きそばを本格的に焼き上げる姿は有名。自宅でも料理をするといい、時間があれば、肉をたこ糸で巻くところから始まるチャージューづくりが得意で、かなりのこだわりも持つ。

「途中まではしょうゆのタレで煮て、途中から半分はそのままチャーシューにして、半分は紅茶で煮る。油が抜けてすごくさっぱりするし、和がらしとしょうゆで食べるとすごいおいしい。お酒のおつまみには最高です」と語った。

仕事を終えて帰宅すると、洗顔の後で「化粧水や乳液も使っています」。ベテラン議員ながら、意外? にも「美容男子」であることも明かした。

詩人で書家の相田みつをさんの地元、栃木県足利市は自身の選挙区(衆院栃木5区)でもある。事務所には、相田さんの「にんげんだもの」などの言葉が記された作品が飾られていた。