元財務官僚で経済学者の高橋洋一氏(70)が27日放送のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分=関西ローカル)に出演。自民党総裁選(10月4日投開票)に出馬している小泉進次郎農相(44)の陣営による「ステルスマーケティング(ステマ)」問題について言及した。

高橋氏は「以前だったら怪文書ってやつで、分かんなかった話なんだけど。デジタルでやれば分かりますわね」と苦笑。

「民間だったら、ネットへのステマっていうのは、禁止行為に2年前になっているんですよ。金銭授受があったらっていうのが前提になっているんだけど。意図とかそういうのは関係なくて、黙って隠してやっちゃいけない、っていうのはあるんですよ。民間でこれをやったらアウトですよ。政治家はゆるいなって。『いいんじゃないの』とかね…」とあきれた様子で語った。

元ロイター通信記者で国際ジャーナリストの山田敏弘氏(50)は、「これって情報操作ですよ、完全なる。それを、総裁選をやっている与党がやっているということになれば、だいぶ問題」と述べた。

続けて「参院選の時に、参政党がわーっと上がった時に、自民党側が『どうも裏にロシアがいて情報工作をしているんじゃないか』って言って、そういう話が盛り上がったんですよ。それは噂だったんですけど、与党側は、平(将明)さんとか…それこそデジタル大臣ですけどね。『その傾向がどうもあるようだ』っていうようなことをおっしゃってましたけど、それの証明を一切していないんですよ」と指摘。

「どういうアカウントがどういうことをやったかってちゃんと検証して出さないと、それ自体がフェイクニュースじゃないですか。自民党がちょっとね、だいぶSNS戦略、やばいですよ」と語っていた。