元日本テレビ官邸キャップの政治ジャーナリスト青山和弘氏が5日、フジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。「公金還流」が報じられた日本維新の会藤田文武共同代表の今後をめぐり、維新の創設者である橋下徹氏の影響力について私見を述べた。

共産党の機関誌「しんぶん赤旗」の日曜版は、藤田氏の公設秘書が代表を務めるデザイン会社にビラ印刷などの名目で7年間にわたり約2100万円を支出したと報道。藤田氏は会見で取引を「法的に確実に適正」と主張している。

青山氏は「(藤田氏を)共同代表に任命したのは大阪府知事の吉村代表。吉村さんが問題を重く受け止めて共同代表を外すということになれば、いろんな意味で影響があると思う」と政権運営へのインパクトを指摘。藤田氏は自民党との連立合意に携わっている上、「維新の中に閣僚を務めたり共同代表をできる適任者が少ないというのが問題として指摘されていた」と党内の人材不足の面にも触れた。

また民放番組で橋下氏が藤田氏に対し厳しい発言をしていることについて「橋下元知事、元維新の会代表が藤田さんの問題に対して強い攻撃をしている」とし、「橋下さんは創業者としてものすごく影響力を持っているし、吉村さんとも非常に近い関係」と橋下氏と吉村洋文代表の距離感に言及。続けて「橋下さんの意見を吉村さんがどれくらい聞くか。それによって辞めさせる辞めさせないの判断に影響するかが最大の焦点だと思う」と自身の見解を語った。

一方で吉村氏は藤田氏について「辞めるという問題ではないと思っている」と発言しており、「吉村さんとしては、今の維新の会の運営を考えたら藤田さんが違法というわけではない段階で辞めさせない方に傾いているんじゃないか」と述べた。