将棋界の50代以上のベテラン棋士が熟練の技を見せる、第3回達人戦立川立飛杯準々決勝第4局、佐藤康光九段(56)対丸山忠久九段(55)戦が6日午後5時40分から東京都立川市「立川ステージガーデン」で始まった。

ともに名人獲得2期の実力者同士の対戦だ。振り駒の結果、先手は前回優勝の丸山、後手は佐藤で角交換型振り飛車となった。過去34勝34敗と五分の両者の対決は、佐藤が壮烈なねじり合いを制した。

この結果、ベスト4が出そろった。公開対局で行われた準々決勝では、森内俊之九段(55)が行方尚史九段(51)を千日手指し直しの末に振り切った。郷田真隆九段(54)は谷川浩司17世名人(63)を下し、羽生善治九段(55)が屋敷伸之九段(53)との息詰まる寄せ合いの末に逆転勝ちしている。

この結果、7日にやはり同所で公開対局で行われる準決勝の組み合わせは森内対郷田、羽生対佐藤と決まった。双方の勝者は、同日同所での決勝へと進む。

4人とも、1990年代から将棋界のタイトル戦線でしのぎを削ってきた「チャイルドブランド」世代。いずれもタイトル獲得経験者で名人戦出場経験者、合計の勝利数が4700勝以上という豪華な顔ぶれの優勝争いから目が離せない。

この公式戦は持ち時間各30分、使い切ると1手30秒未満で指さなければいけない早指し戦。