作家の石戸諭氏が18日放送のABCテレビ「newsおかえり」(月~金曜午後3時40分=関西ローカル)に出演。日本維新の会の政治スタンスに苦言を呈した。
維新は藤田文武共同代表の公金還流疑惑や、奥下剛光衆議院議員の資金管理団体が、キャバクラなどに支出していた件など問題が相次いでいる。
石戸氏は「すごく思うのはこの手の話で、『適法だ』という言い方がすごく引っかかる。そりゃ、取り締まる法律がなけりゃそうでしょ」とバッサリ。
続けて「法律がなくても不適切だったでしょってなった時に、自分たちの政治活動に国民からフリーハンドを与えられているんだから、自分たちで『これ、おかしいんじゃん』って思うことをやっちゃいけないっていうのはルール、法律以前の問題。自分たちの内規なりしっかり定めといてくれよと。そうじゃないと、政治家に税金預けられないってなる」と苦言を呈した。
18日には高市早苗首相と国民民主党の玉木雄一郎代表との間で、国民民主が求めてきた所得税がかかる「103万円の壁」の178万円への引き上げで合意した。
石戸氏は「維新に関して、おそらく自民党サイドは、交渉の相手としてかなり乱暴だと思っている。今までの永田町の論理というか議論ができない人たちと思われかねないし、この人たちと組むことで新しい政治とカネの問題が生まれたらどうすんの? と、ある意味ではリスキーだなと思っていると思う。その時に国民民主っていうカウンターパートが出てくると、それは当然、維新じゃなくて国民民主の方がいいよねって声は上がってくるでしょう」と指摘。維新が自民党に対し、12の政策要望を提示しながらも閣外協力という手段をとっていることで、支援組織の連合が与党入りに難色を示す国民民主にとっても「やりやすくなった」と語った。
その上で、現在の連立の枠組みは「違和感がある。実質的に閣外協力」といい、「今の維新のやり方は、強く突きつけている割には責任を負わない。すごく不安定。せめて大臣を出すべき。ここまで言うんだったら大臣を出さないと、国民から見ても、『この人たちって言うだけ言って、離れるとこは離れるの?』みたいな感じにしかならないからね」と主張していた。

