立憲民主党の福山哲郎参院議員は9日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。2024年衆院選に立候補せず政界を引退した菅直人元首相(79)が「認知症」「要介護3」と一部で報じられたことについて、自身が直接電話で話した菅氏の妻伸子さん(80)のコメントをまじえながら、菅氏の元気そうな様子について投稿で紹介した。

8日の一部ネットニュースで、菅氏について「じつは、菅は要介護3で認知症が始まって……」とした伸子さんのコメントが報じられた。同志的な関係で菅氏の政治活動を支え続けた伸子さんが「今までは政治の手伝いだったけど、これからは介護をしていかなくちゃね」と述べたとするコメントや、菅氏が首相を務めていた際に起きた東日本大震災について「もう何も覚えていない」とする内容もあり、永田町でも反響を呼んでいた。

福山氏は8日の投稿で、「先ほど菅伸子さんにお電話しました。毎年、菅直人元総理ご夫妻とご一緒の京都の茶道・藪内流の初釜式で、今日はお目にかかれませんでした。その後、Xでの報道を読み、心配になってご連絡しました」と説明。「私も京都に行きたかったけれど、なかなか菅を一人にして行けないわ。報道は本当です。隠していても仕方ないでしょ」と話したという伸子さんの言葉を紹介。「でもまだ全然大丈夫。私の事も家族のこともわかるし、逆に穏やかに過ごしている感じ」として、菅氏に電話を代わり、菅氏から「おーい、元気か?」との言葉が返ってきたとして「予期せぬ菅さんの元気な声が受話口に響きました」とつづった。

「『はい、元気です。思いも寄らなかった副議長に就任し、やや戸惑っていますが、何とかやっています。』と応えると『元気なら、そりゃあよかった。新しい役割でいろいろあるだろうけど、いいことだ。がんばって下さい。』とはっきりと言われました。その声を聞き、伸子さんの『まだ全然大丈夫』の意味がわかったような気がしました」と、菅氏の様子について記した。

福山氏は、「この菅さんとのやり取りもご家族のご了解を頂いてXに投稿しています。皆さんに菅さんが元気だったことをご報告させていただきます」と、つづった。

福山氏は、菅直人政権の官房副長官を務めた元側近。東日本大震災や東京電力福島第1原発事故などで厳しい政権運営を余儀なくされた政権で、菅氏を支えた。