第51回衆院選は8日、投開票され、安野貴博氏(35)が党首を務めるチームみらいは、目標としていた5議席を超える議席確保の可能性が高まった。開票が始まると東京ブロック、北関東ブロック、南関東ブロックで2議席、東海ブロック、九州ブロックと相次いで当確となった。

安野氏は「最初の会見から5議席獲得を掲げてきましたが、達成できる見込み」とし、「時間がない中で支えてくれたサポーターのおかけです」と感謝を示した。

同党は選挙期間中、「未来に向けた成長投資」を掲げ、子どもの数に応じて所得税率を引き下げる「子育て減税」などで現役世代に浸透を図った。各党が消費税の減税や廃止を打ち出す中、現役世代の手取りを増やすには社会保険料引き下げを優先させるべきと主張し、独自色を持たせて訴えた。

躍進の要因を「国政政党になって、知っていただいた方が急増したこと」「消費減税を訴えなかったこと」を挙げた。後者については「街頭で何度も消費税減税をやるべきでないと述べてきたが、好反応だった」とし、「そういう方の受け皿になった側面もあると思う」と分析。街頭演説では、「高齢者から孫を頼むと言われた。それも1人2人ではない」と明かした。

躍進を実感したのは「今日の8時以降」とほほ笑んだ。「全く読めなかった。無党派からの支持は今日のような雪でも変わってしまうので、最後まで気を引き締めていこうとしていた」と話した。

目標とした5議席以上の獲得。「短い期間でここまでの票を託していただくとができたのはありがたいし、それができたのはサポーターのおかげ」と繰り返し、「信じて投票してくれてありがとうございます」と感謝を示した。

1人政党から脱却する。「今日から本当のチームとして活動できるのをうれしく思っています」とし、「我々を信じて投票してくれた有権者のために働いていく」と力強く語った。「引き続き我々は活動をYoutube等で透明化して伝えていきますので、ぜひ注目していただければと思います」と訴えた。

その一方で、「組織サイズが増大することへの危機意識もある。ガバナンスはしっかりやっていく」とリスクヘッジへの意識もうかがわせた。

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