政治ジャーナリスト田﨑史郎氏は14日、テレビ朝日系「ワイド!スクランブルサタデー」(土曜午前11時30分)に生出演。8日に投開票された衆院選で、自民党史上最多となる計316議席を獲得し、歴史的圧勝をおさめた高市早苗首相の心境を、独自の視点で推し量った。それに対するMC松尾由美子アナウンサーの思わぬツッコミに、苦笑いを浮かべる場面があった。

松尾アナに「数の力を得た高市総理の今の胸の内は、どんな心境なんでしょうか」と問われた田﨑氏は「いろいろ聴きますと、圧勝して高揚感に包まれていると。これだけの数は今までなかった。これなら何でもできる、有権者の期待に応えないといけないということで、非常に気分が高ぶっている」と、取材の結果をまじえて指摘。高市首相の今後の政権運営について「(26年度)予算案の早期成立や消費税、定数削減を、どんどんやっていくという感じでしょう」とも、語った。

一方、自民圧勝の結果が出た後も、高市首相が表だった場であまり笑顔をみせていないことを松尾アナに指摘されると、「確かに、笑顔をほとんどみせていない。硬い表情なんですよ」とした上で、1986年の衆参ダブル選で自民党を圧勝に導き、今回高市首相が超えるまで、衆院選での党の獲得最多議席(300)の記録を持っていた中曽根康弘元首相に言及。「中曽根さんが衆参同日選をやったことがあるが、その時は、自民党の歴史上、初めて300議席を取った。その時も、中曽根さんの表情は非常に硬かったが、党内で言われていたのは『きっと1人になると、にんまりしているよ』ということ」とした上で、「恐らく高市さんも、人から見られていないところでは、ニコッとされているんじゃないですかね」と、コメントした。

このコメントに、松尾アナは「田﨑さんの臆測ですか? それとも政権幹部にちゃんと取材できているんですか」と、政界取材歴45年以上の田﨑氏に、まさかのツッコミを入れた。

田﨑氏は思わぬ指摘に苦笑いしながら、「ある程度、取材しています。幹部に」と応じ、自らの情報の信ぴょう性は担保されているという認識を強調した。