藤井聡太王将(竜王・名人・王位・棋聖・棋王=23)に永瀬拓矢九段(33)が2期連続で挑戦する将棋のALSOK杯第75期王将戦7番勝負第4局が17日、和歌山市「和歌山城ホール」で始まった。シリーズ対戦成績は永瀬の2勝1敗。5連覇を目指す藤井がタイに戻すか、王将初奪取を狙う永瀬が連勝で王手をかけるか。シリーズを左右する注目の一戦となる。

午前9時、立会人の稲葉陽八段(37)が定刻になったことを告げると、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。先手の藤井はいつものようにお茶を一口飲み、飛車先の歩を突いた。永瀬は飛車先の歩を突き返した。戦型は角換わりになった。

藤井は2日制タイトル戦に過去18度登場しているが、第3局を終えた時点で負け越すのは初めて。2日制のタイトル戦で王手をかけられたこともない。第4局でタイに戻すか、先に王手をかけられるのか、の正念場を迎えた。

対局は持ち時間は各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は18日午前9時に再開する。

【動画】先手・藤井聡太王将、お茶をゆっくり味わい第1手