将棋の第51期棋王戦コナミグループ杯5番勝負第4局が15日、栃木県日光市「日光きぬ川スパホテル三日月」で行われる。4連覇を目指す藤井聡太棋王(竜王・名人・王位・棋聖・王将=23)が2期連続で増田康宏八段(28)の挑戦を受ける。対局前日の14日、両対局者は現地入り。対局場の検分をこなした後、前夜祭に出席した。

第3局(3月1日、新潟市「新潟グランドホテル」)を終え、増田が2勝1敗とリードし、初のタイトル獲得まであと1勝だ。栃木は、小学生時代に移動学習で日光東照宮、華厳の滝などを見学して以来という。昨年も第4局で予定されていたが、3連敗して挑戦を退けられた。「本当は昨年、来たかったんですけど、3連敗で残念ながら来られず、今年は来られてうれしいです」と話した。

昨年7月に結婚を発表したばかり。「今シリーズは対局の前日に妻と移動電話をしています」と明かした。ホテルの部屋の内容などを伝えている。「部屋に露天風呂が付いていて、妻もきっと喜ぶな」と来場者を笑わせた。

リラックスムードはここまで。「明日はよい対局を指したいと思います」。最後はキリッとした表情で決意を述べていた。