高市早苗首相は11日の参院決算委員会で、昨年の自民党総裁選をともに戦った小泉進次郎防衛相について、高市氏の陣営が「進次郎は無能」などと中傷する動画を大量に拡散させたとする「週刊文春」報道について問われ「小泉さんに対し、何ら私からも、私の陣営からも、批判をしたことはございません」と、明確に否定した。

立憲民主党の森裕子議員の質問に答えた。

文春報道では、高市氏の公設第1秘書らが、小泉氏について「無能」「世襲の操り人形」などと中傷する動画をつくり、SNSに記載したとしている。また今年2月の衆院選では、中道改革連合の枝野幸男氏らに対する中傷のコメントをしていたとも報じられた。

森氏に文春報道の真偽について問われた高市首相は「私は週刊誌の記事を1つ1つ読んでいないが、委員から質問通告があったので事務所の秘書に電話で確認した」とした上で「高市事務所、高市陣営では、昨年の自民党総裁選や本年の衆院選で、事務所が運営するアカウントでのSNS発信は行ったが、それ以外のアカウントでの発信は行っていない。他の候補へのネガティブな発信をしたり、そのような動画を作成して発信するということは、一切行っていないという報告をうけている」と主張した。

小泉氏もこの日の委員会に出席していたが、書類を読むなどして高市首相や森氏の方はほとんど見ていなかった。