秋篠宮妃紀子さまは11日、60歳の誕生日を迎えられ、還暦を迎えるにあたっての感想を述べた文書回答と、秋篠宮さまとともに映したご近影を、宮内庁を通じて公開した。

宮内庁公式サイトにも掲載。紀子さまは秋篠宮邸で、白に薄いベージュのストライプの入ったワンピースをお召しになり、カメラに向かってほほ笑むショットや、今年8月に公式訪問したパラグアイの伝統工芸のレース編み「ニャンドゥティ」を手にする写真、秋篠宮さまと、パラグアイの民芸品に関する本の写真を仲むつまじく見るツーショット写真などが収められた。

還暦の感想ではまず、令和8年熊本地震や国内各地の豪雨被害、猛暑などの自然災害に言及。その上で「今日という日を迎えられましたことに感謝しながら、今というときを大切にし、これからも学びつつ、つながりを紡いでいくこと、また新たなことにも取り組むことができましたらと思っております」と胸中を告白した。次女佳子さまや長女悠仁さまの活動、結婚して皇籍を離脱した長女小室眞子さんへの思いも寄せた。

▼紀子さまの還暦ご感想(全文1)

ご質問にお答えする前に、最近頻発している自然災害に関してふれさせていただきます。7月下旬に熊本で大きな地震があり、その後も国内各地で豪雨による災害が発生しています。災害により亡くなられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。

まだ暑さも残り、不安定な天気が続くなか、被災された方々と支援に当たられる方々のご体調を案じております。お一人お一人の命や健康が守られますことを心から願っております。

海外でも、南米で大規模な地震が相次いで発生し、アジアでは、地震や豪雨による被害や猛暑があり、さらに2週間ほど前には、ネパールと中国の国境付近で氷河の崩落に伴う未曾有の土石流が発生し、大きな被害があったと報じられています。ヨーロッパでは熱波による危険な暑さのなか、熱中症で亡くなる人が大勢いました。

こうした自然災害のニュースにふれるたび、影響を受けている多くの人々のことを心配しております。

<還暦を迎えるにあたっての感想>

再び午年がめぐり、還暦を迎えました。この長い歳月としつきには、家族や友人、出会う人々との思い出があり、支えられ、教えられ、学ぶことが多くありました。家族や友人とうれしいことや悲しいことを伝え語り合うこともあれば、静かに思いを深めることもあり、また手仕事の仲間と刺繍や機織りなどをすることも、私にとって大事な時間でした。

今日という日を迎えられましたことに感謝しながら、今というときを大切にし、これからも学びつつ、つながりを紡いでいくこと、また新たなことにも取り組むことができましたらと思っております。