<1>98年・馬連5万5220円=優勝馬クリールサイクロン
蛯名正義騎手が騎乗した7番人気クリールサイクロンが2番手から抜け出し、前年の新潟3歳S(現2歳S)に続く重賞2勝目を飾った。単勝は2770円。
2着に差してきたのは、江田照男騎手のセイクビゼン。11番人気で大波乱を呼んだ。馬連5万5220円は今もスプリングSの式別最高配当として残っている。
なお、1番人気のタヤスアゲインは3着。2番人気エアジハードは4着だった。
<2>93年・枠連1万1300円=優勝馬マルチマックス
10番人気の伏兵マルチマックスが、道中最後方から上がり最速で差し切って勝利。新馬戦と500万(現1勝クラス)をダートで勝ち上がった馬が、雨とやや重馬場を味方に芝で重賞初勝利を挙げた。鞍上は田中勝春騎手。勝ち時計は1分49秒9も要した。
2着は8番人気のラガーチャンピオン。枠連1万1300円は今もスプリングSの式別最高配当となっている。馬連は1万6160円。
ちなみに、1番人気ステージチャンプは6着だった。
<3>05年・3連単45万8820円&3連複7万5230円=優勝馬ダンスインザモア
5番人気のダンスインザモアが後方から差し切って重賞初V。蛯名騎手のエスコートだった。
2着は四位騎手の8番人気ウインクルセイド。3着は武豊騎手の7番人気トップガンジョー。蛯名、四位、武豊という名手3人が上位を占めたにもかかわらず、3連単は45万8820円、3連複は7万5230円の高配当だった。ともにスプリングSの式別最高配当。
シンザン記念の覇者で、1番人気に推されたペールギュントは6着だった。