桜花賞を制した白毛馬ソダシ(須貝)が2年連続でJRA賞に輝いた。296票中234票の支持を集めて21年度の最優秀3歳牝馬に選出。白毛初のクラシック制覇に加え、札幌記念でラヴズオンリーユーなど古馬の一線級を撃破したことも評価されたとみられる。ぬいぐるみが発売直後に即完売となり、写真集も発売されるなど、競馬界のアイドルとしての貢献度も高かった。

須貝師 選出されたことに心から感謝しています。よく頑張ってくれましたが、期待を裏切るような悔しい競馬もありました。課題はありますが、今年は3歳女王として恥ずかしくないような競馬ができるように、そしてファンの期待に応えられるようなソダシであるように努力しないといけないと思っています。

チャンピオンズC(12着)後は放牧を挟んで5日に栗東トレセンへ帰厩した。注目の始動戦は未定で「芝やダート、距離も含めて、最もソダシのパフォーマンスができる条件を考え、オーナーサイドと相談したいと思っています」(須貝師)と熟考する。