TCK特別区競馬組合は10日、大井3R(C3、ダート1400メートル)に出走したギレルモ(牡4、田中正)がレース後にせん馬であったことが判明したと発表した。

原因は調査中。同馬は今回がホッカイドウ競馬からの転入初戦で、昨年10月12日の門別1R(4着)以来の実戦だった。レースは1番人気に支持され、2着馬を首差退けて逃げ切った。

2歳秋の20年9月にJRAでデビューして6戦を消化。昨秋、門別へ移籍して7、4着。キャリア9戦目で待望の初勝利を手にした。

同様の事例としては昨年12月23日の浦和12Rに7歳牡馬として出走予定だったリセット(玉井等)が装鞍所でせん馬であることが判明し、競走除外となっている。