武豊騎手が騎乗した3番人気ドウデュース(牡、友道)が第89代ダービー馬の称号を手にした。

<ダービーアラカルト>

◆武豊騎手 ダービーは13年キズナ以来の勝利で前人未到の6勝目。53歳2カ月15日での制覇は、増沢末夫元騎手(86年ダイナガリバー)の48歳7カ月6日を36年ぶりに更新する最年長記録。安藤勝己元騎手(51歳0カ月14日=11年桜花賞マルセリーナ)のクラシック最年長制覇記録も更新した。騎乗数33回も自身の記録を更新。JRA・G1は昨年の朝日杯FS以来で通算79勝目。JRA重賞はニュージーランドT(ジャングロ)以来の今年3勝目で、通算349勝目。

◆レースレコード 昨年のシャフリヤール(2分22秒5)を0秒6更新。

◆ダービーデーワイド ダービー開催日の東京、中京、新潟の全レースのワイドを対象に通常の払戻金に売り上げの5%相当額を上乗せした。上乗せ金額は2億7794万1730円(うちダービー1億1965万3690円)。

◆小倉デビュー  ドウデュースは昨年9月5日の小倉新馬戦が初出走(1着)。小倉競馬場でデビューしたダービー馬は06年メイショウサムソン、14年ワンアンドオンリーに続く3頭目となった。

◆売得金 ダービーの売得金は291億4509万700円で前年比116.2%と増えた。目黒記念も62億4505万3500円で同115.0%と増加した。