ケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、5月4日)に参戦するテーオーパスワード(牡3、高柳大)と帯同馬のテーオーサンドニ(牡5、同)が26日、舞台となるチャーチルダウンズ競馬場へ到着した。

友道助手は「2頭とも飛行機に乗るのも、これだけの長距離輸送も初めてでしたので心配していましたが、2頭で来ていたこともあり、比較的落ち着いてここまで輸送することができました。シカゴでの検疫時間が長かったため、少し体が減ってはいましたが、日本での輸送競馬の時と比べても、さほど変わりはないです。競馬までまだ1週間あるので、調教の負荷と餌の量を考えながら、体も戻して調整していきたいです。こちらに到着してから補液もしていただいたので、今日はゆっくり休ませて、明日から軽めに乗る予定です。追い切りはすでに日本で1回終わらせているので、来週軽めに追い切ることを考えています。メニューについては、明日明後日に乗って、その様子次第で決めたいと思います」とコメントしている。

JRAの発表によると、2頭は23日、22時56分の飛行機で成田空港を出発。アンカレジを経由し、日本時間の24日、14時38分にシカゴ・オヘア空港に到着した。その後、検疫を終え、26日11時15分に馬運車で出発。17時45分(現地時間26日4時45分)に決戦の地、チャーチルダウンズ競馬場へ到着している。