今週の日曜阪神メインは上半期のG1を締めくくる宝塚記念(芝2200メートル、26日)が行われる。

ファン投票1位のタイトルホルダー(牡4、栗田)がG1連勝を狙う。主導権を握った前走天皇賞・春は7馬身差の“圧逃”。1週前追い切りは横山和騎手を背に、活気十分の動きで好調をアピールした。馬体に迫力が増し、さらなる充実ぶりがうかがえる。

鞍上は「何も心配することがないですね。出来に関していえば、前走よりも良くなっていると思います」と手放しで褒めた。ここを勝てば現役最強馬の称号を獲得し、登録済みの凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)出走が現実味を帯びてくる。