春盾を制し、G1連勝を狙うタイトルホルダー(牡4、栗田)は先週に続き横山和騎手がまたがり、美浦ウッドコースで2頭併せで追い切った。

僚馬を2馬身追走。その距離を保ったまま冷静に走ると、直線は回転の速いピッチを利かせ、5ハロン67秒7-11秒2をマーク。脚力を見せつけた。

栗田師は「すごくいい動きでした。折り合い面、息遣い、バランス、コンタクトも良く、ラストもいい時計で走れていました。エフフォーリアには3回、力の差を見せられているし、この舞台に出るのはどの馬も力がある。成長した姿で、どこまでやれるか。タイトルホルダーの力を出してくれればと思います」と、相手を敬いつつ仕上がりには自信を持つ。さらなるタイトルの積み重ねに意欲を燃やす。