「ロンジン・ワールド・ベスト・レースホース・ランキング」の最新版(7月10日まで)が14日に発表され、宝塚記念を圧勝したタイトルホルダー(牡4、栗田)がレーティング124ポンドで世界4位タイに浮上した。

ロイヤルアスコット開催のクイーンアンSを制した英国のバーイードが128ポンドで単独1位。米国のフライトライン、オーストラリア調教馬でロイヤルアスコット開催のキングズスタンドSを勝ったネイチャーストリップが126ポンドで2位タイ。4位タイの124ポンドで米国のライフイズグッドとタイトルホルダーが並んでいる。

前回(6月5日まで)の発表で天皇賞・春制覇のタイトルホルダーは121ポンドの9位タイだったが、宝塚記念の走りで数字を伸ばした。他の日本馬はダービー馬ドウデュース、宝塚記念2着のヒシイグアス、ドバイシーマC制覇のシャフリヤールが120ポンドで23位タイにランクインしている。

芝で距離区分がロング(L=2101~2700メートル)の馬を見ると、タイトルホルダーは英ダービー馬デザートクラウン(123ポンドで6位タイ)よりも上。芝中長距離では現時点で世界一の評価となっている。