HBA日高軽種馬農業協同組合主催の1歳馬のセリ、22年セレクションセールの1日目が26日に北海道市場(北海道新ひだか町)で行われた。

今年は例年より頭数が多いため、久々に2日間での開催。1日目は156頭が上場され、売却頭数が132頭。売却総額は25億3300万円(税抜き)。上場頭数が異なるため、単純比較はあくまで参考値だが、1日目だけで昨年の売却総額36億5070万円の約69%を売り上げた。

売却率は84・6%。取引平均額は1918万9394円(税抜き)で、これも昨年の平均金額1807万2772円を上回っている。

開幕から好スタート。口火を切った上場番号1番のセシリアの21は父がドゥラメンテ。同産駒はタイトルホルダー、スターズオンアースなど今年の春のG1を盛り上げたことが評価されたのか、4400万円の高額で落札された。

この日の最高落札価格は6200万円のディアレストトリックスキの21(父シニスターミニスター)。2位となる6000万円のゴールドチェイスの21(父モーリス)などを含め、5000万円超えが4頭もいた。

※取引価格はいずれも税抜き。