<セントライト記念>◇13日=中山◇G2◇芝2200メートル◇3歳◇出走16頭◇3着までに菊花賞優先出走権
2冠馬に挑戦状だ! 12番人気ジャスティンシカゴ(牡、宮田)が好位から抜け出し、重賞初勝利を飾った。やや重の勝ち時計は2分14秒0。豊富なスタミナを誇示し、胸を張ってクラシック最終戦の菊花賞(G1、芝3000メートル、10月25日=京都)に向かう。2着サヴォアフェール(牡、杉山晴)、3着アウダーシア(牡、手塚久)までが菊花賞の優先出走権を手にした。
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直線、空いたスペースを見逃さずに力強く伸びた。原騎手に導かれたジャスティンシカゴが好位から抜け出して快勝。鞍上は「3、4コーナーで手応え抜群だった。あとは前が詰まらないように、進路が空くことだけを願っていました」。思いは通じた。最高の結果で菊花賞の出走権をつかんだ。
コンビ初結成は2走前のプリンシパルS。半馬身及ばず2着に敗れてダービーの切符には手が届かなかったが、鞍上はこの馬が持つ豊富なスタミナを感じ取った。「先生、この馬は心肺能力がすごいですね。来年のダイヤモンドSを勝てますよ」。その言葉を受けた宮田師は「いやいや、その前に菊花賞があるだろう」。5月に交わした2人のやりとりが、秋を迎えて現実になろうとしている。続く6月東京の1勝クラスを快勝。そして、この日、春のG1好走馬たちを相手に、成長した姿を誇示した。
重賞3勝目を挙げた鞍上は、「中山仕様に仕上げてもらった。折り合い面にも心配がない状態だった」と、操縦性を向上させた陣営に感謝。「本番もぜひ僕でチャレンジさせていただけたら」とアピールした。
宮田師は「最後にグイッと伸びてくれたのは成長の証し」とうなずく。次走の舞台は、持ち前のスタミナをさらに生かせる京都3000メートルになりそう。「相手は2冠馬で、さらに強くなる」と敬意を表したうえで、「今日は馬場状態やペースも向いたところはあるけれど、胸を張っていいと思う。スタミナは引けを取らない。楽しみを持って行ければ」。3冠を狙うロブチェンに堂々と真っ向から挑む。【奥岡幹浩】
ジャスティンシカゴ▽父 スワーヴリチャード▽母 エリカブライト(キングカメハメハ)▽牡3▽馬主 三木正浩▽調教師 宮田敬介(美浦)▽生産者 ノーザンファーム(北海道安平町)▽戦績 7戦3勝▽総獲得賞金 8396万8000円▽馬名の由来 冠名+シカゴ(米国の地名)

