ゴドルフィンマイルを制した日本馬バスラットレオン(牡4、矢作)が、世界最強馬を相手に真っ向勝負で4着と健闘した。つまずき気味の発馬だったが果敢にハナへ。直線では早めにスパートして後続を振り切ろうとしたが、残り100メートル手前でつかまった。

坂井騎手は「つまずいたことは想定内。よーいドンの競馬にならないよう残り600メートルから400メートルあたりで差を広げて、作戦通りの競馬ができたと思います。次走に向けて希望が持てる内容でした」と振り返った。矢作師も「強いメンバーを相手に自分の競馬はできました」とねぎらった。次戦のジャックルマロワ賞(G1、芝直線1600メートル、8月14日=仏ドーヴィル)ではJRAの海外馬券発売が予定されている。勝ったのは世界ランク1位の英国馬バーイード(牡4、W・ハガス)で、デビューから9戦9勝とした。勝ち時計は1分37秒74。