ケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、5月4日=チャーチルダウンズ)へ向けて30日、フォーエバーヤング(牡、矢作)が最終追い切りを行った。

ダートコースで岡助手を背に単走で5ハロン63秒00の時計をマーク。坂井騎手が駆けつけた1週前には6ハロンから79秒60の時計を出しており、態勢は万全だ。

「ヤン子」の呼び名で知られる5戦無敗のUAEダービー馬の注目度は高まるばかり。馬場入り後の準備運動時には外ラチ沿いを歩いており、コースのすぐ外で見学しているファンの子どもたちがフォーエバーヤングに手を伸ばしている。周囲の環境に動じることなく歩く姿。これが世界の矢作流調整、そして、フォーエバーヤングの大物感か。6戦無敗で日本馬初のケンタッキーダービー制覇を成し遂げたい。