単勝1・2倍の断然支持を集めたダノンザタイガー(牡、国枝、父ハーツクライ)が勝利した。

米G1馬を母に持ち、20年セレクトセール当歳部門で2億7000万円(税抜き)で落札された良血。差して届かずの新馬戦2着を経て、危なげない中団抜け出しを決めた。勝ち時計は1分48秒2。

川田騎手は「初戦より内容のある競馬でした。最後はまだまだ動けないですが、そういう面も成長していけばと思います」と今後に期待した。

国枝師は「あれが初戦なら、と思った。これから秋へ向けてパワーアップしてくれれば。切れないというところがあるけど、まだ伸びしろがあるからいいのでは」と先を見据えた。

来週中に放牧に出て、今後は11月19日東京の東スポ杯2歳S(G2、芝1800メートル)などを視野に再調整される。