秋競馬の開幕を告げるサマースプリントシリーズ最終第6戦・セントウルS(G2、芝1200メートル、11日=中京、1着馬にスプリンターズS優先出走権)には、スピード自慢の馬たちがそろう。

キズナ産駒のダディーズビビッド(牡4、千田)はサウスポーだ。「中山のオーシャンS(3走前=4着)では外にふくれた。左回りの方がレースはしやすい」と植平助手が話す通り、左回りの中京芝は【2・4・0・2】と得意にする。

ここ2走も中京の鞍馬S、安土城Sで連続2着。一瞬の脚は鋭い。今回は久々で「まだ完調ではないが、今週追い切って良くなってくれたら」と態勢は整いそうだ。