1番人気の3歳馬ペイシャエス(牡、小西)が鮮やかに差し切り、重賞2勝目を飾った。勝ち時計はレコードを1秒1も更新する2分15秒1。初の2100メートルを難なくこなし、ポテンシャルの高さを見せた。

スタートを決めて5番手を追走すると、3、4角で促されながら直線へ。菅原明騎手のムチが何度か入ると一気に加速し、上がり最速38秒3の末脚を繰り出した。わずかに抜け出していたヴァンヤールをゴール前でとらえ、鼻差で勝利。まだまだ成長途上の3歳馬が大きな白星を手にした。