日刊スポーツ賞中山金杯(G3、芝2000メートル、5日)に向けた最終追い切りが3日、東西トレセンで行われた。

15着に敗れた菊花賞以来となるフェーングロッテンは坂路で単走追い。素軽い動きで4ハロン54秒7-12秒3をマークした。「年末に追っているから、今日はしまいだけ伸ばすつもりだったけど、思ったよりも速くなった。体がよく動いているからやろうね」と宮本師は納得の表情。元々中距離が得意で、昨年は1800メートルのラジオNIKKEI賞を快勝。今回は2000メートル戦で重賞2勝目を狙う。