JRAは10日、2022年度JRA賞競走馬部門の受賞馬を発表した(年齢は明け年齢)。

最優秀2歳牝馬にはG1阪神JFを制したリバティアイランド(牝3、中内田)が20年ソダシ以来2年ぶりの満票288票で選出された。

ノーザンファームの生産馬で父ドゥラメンテ、母ヤンキーローズの血統。昨年7月に新潟芝1600メートルでデビューし、驚異の上がり3ハロン31秒4の末脚で華々しく初勝利を飾った。

続くアルテミスSでは単勝1・4倍の1番人気に推されるも、ラヴェルに首差の2着と惜敗。それでも3戦目の阪神JFで中団から差し切り勝ちを収め、再びの1番人気に応えた。

中内田師は「大変光栄です。今年もうひとつ成長して、2歳牝馬チャンピオンの名に恥じない競馬をしていってほしいですね。応援よろしくお願いします」とさらなる成長に期待した。現在はノーザンファームしがらきに放牧中。次走は未定だが、4月9日阪神の桜花賞(G1、芝1600メートル)が目標になる。