父をほうふつとさせる走りがあった。1番人気のモーリス産駒ノッキングポイント(牡、木村)が直線抜け出した。勝ち時計は1分32秒9の好タイム。

ルメール騎手は「(父の)モーリスっぽさがありますね。長くいい脚を使える」と力を込めた。

道中はリズム良く追走し、4角6番手で直線へ。進路を外に取ると、グングンと加速し、2着に1馬身半差をつけた。鞍上は「坂を上ってからトップスピードに入りました。能力があります」とうなずいた。

木村師は「無理なく立ち回ることが出来ました。秋に向けてコツコツと続けて行ければ。まずは2勝目を挙げられてよかったです」とほっとした表情を浮かべた。