サウジアラビアの1351ターフスプリントで5着に敗れたレシステンシア(牝6、松下)は、現役を引退して繁殖牝馬となる。

所有するキャロットクラブが26日、公式サイトで発表した。帰国後に競走馬登録を抹消され、北海道のノーザンファームへ移動する予定。

19年にデビューして3戦3勝で阪神JFを制し、同年の最優秀2歳牝馬に選出された。以後もG1で5度の2着(20年桜花賞、同NHKマイルC、21年高松宮記念、同スプリンターズS、同香港スプリント)に入るなど、一線級で活躍を続けた。ラストランとなった25日の1351ターフスプリントは、ムーア騎手を背に好位につけたが5着に敗れた。

通算成績は18戦5勝(うち海外3戦0勝)。重賞は19年ファンタジーS、21年阪急杯、同セントウルSを含め計4勝。