今週の土曜阪神メインは桜花賞トライアルのチューリップ賞(G2、芝1600メートル、3月4日、3着まで優先出走権)が行われる。

キタウイング(小島)は世代の牝馬で唯一の重賞2勝馬だ。未勝利からの連闘で新潟2歳Sを制し、前走フェアリーSは後方から鮮やかなイン強襲を決めている。

関東馬だが本番の桜花賞を意識し、早くから栗東トレセンに滞在して調整されている。1週前は坂路で4ハロン56秒8-13秒2を馬なりでマーク。

小島師は「普段通りの様子です。もっと精度の高い調教をしたいが、今回はトライアルなので。1週前は(雪で)馬場が悪い中でやりすぎないようにしました」と話している。