苦難を乗り越え、無事にデビューを果たした。中山2Rで新人騎手の佐藤翔馬騎手(18=小桧山)が初騎乗を終えた。レース後、佐藤騎手は「返し馬では緊張もありました。それでもゲート裏で落ち着くことが出来て、レースは冷静に乗ることが出来ました」と、ハキハキした口調で振り返った。

13番人気のオスカーレイに騎乗し、14着の結果だった。昨年の競馬学校時代は足首の骨折の影響で、一時は卒業も危ぶまれた。そこからの復活、騎手デビューに「いろいろあったので、無事にデビュー出来たことにホッとしています」と明るい表情をみせた。4日午後は2鞍に騎乗予定。デビュー初日の勝利を目指す。