G1で2着3回の実績を残したサウンズオブアース(牡)が、13日にけい養先のモモセライディングファーム(北海道札幌市)で死んでいたことが14日、分かった。死因は大腸炎で、12歳だった。11日に下痢を起こし、大腸炎が発覚。治療を行ったが、そのかいなく息を引き取った。

現役時代は藤岡厩舎に所属。JRA通算2勝ながらも、14年菊花賞、15年有馬記念、16年ジャパンCとG1で3度2着に入るなど、重賞での2着は計7度と活躍した。引退後は乗馬として第二の馬生を過ごしていた。

モモセライディングファームの百瀬氏は「持ち直すかなと思っていたが、うまくいきませんでした。残念でしょうがない。乗馬は秋まで頑張ってくれていて、冬の期間はお休みで放牧に出たりしていました。重賞を勝っていないので、功労馬として登録はしていなかったのですが、ファンの方がよく会いにきてくれていました」と語った。