ドバイ国際競走が25日、メイダン競馬場で行われる。22日に同競馬場で追い切りが行われた。

ドバイシーマC(G1、芝2410メートル)に参戦する年度代表馬イクイノックス(牡4、木村)は芝コースで最終追い切りを行った。リズム良く四肢を前後に投げ、無理のない加速を披露。ライトアップされたメイダン競馬場のコースを優雅に走り抜けた。木村師は「ここまでけがなく、トラブルもなく、ジオグリフとともにドバイの環境にも日ごとに慣れ、順調に状態が上がってきています」とコメントした。

調教を見守った主戦のルメール騎手は「父のキタサンブラックは5歳で完成した。一戦ごと良くなっているのは、父に少し似ている。春は緩かったけど、秋は成熟して、タフになった。馬場にも対応できると思う。あとは枠順を待つだけだね」と笑みを浮かべた。