今週の日曜京都メインは古馬長距離王決定戦、天皇賞・春(G1、芝3200メートル、30日)が行われる。
昨年の王者タイトルホルダー(牡5、栗田)に騎乗する横山和生騎手(30)が共同会見に臨み、意気込みを口にした。
以下、一問一答。
-最終追い切りの手応え、狙いは
横山和騎手 先週ある程度しっかりと動かして、今日はそこから馬がどのような体の動かし方や気持ちが変わったかを確認して順調に来ていると思います。厩舎サイドとも話のすり合わせはできていますし、問題なく来ています。
-直線もそこまで追わなかった
横山和 先週本当にしっかり動かしたので。輸送もありますし今回は競馬に向けてあんまり馬が動きすぎないように、セーブする形、というイメージですね。
-けさの雰囲気は
横山和 機嫌も良さそうでしたし、道中の雰囲気も先週より良くなっていると感じたので順調です。
-前走日経賞後「あとは順調に」と言っていたが
横山和 その通りですね。順調に来てくれました。
-前走を振り返って
横山和 スタートしての1完歩にいつものタイトルホルダーらしさが戻ってきてくれていたので、本当に安心したと言いますか、レース中もこれなら大丈夫だなと。8馬身差という着差は馬場も味方したと思いますし、そんなにそこを強くは思っていないですけど、らしさが戻ってきてくれたことが僕はうれしかったです。
-ただの1勝ではない
横山和 その通りです。
-天皇賞・春へいい手応えで向かえる
横山和 そうですね。本当に有馬記念がなかなかない負け方をしてしまったので、日経賞で立て直ったタイトルホルダーと立て直していただいた厩舎の方々と牧場のスタッフの方々に本当に感謝しています。
-連覇を狙うが相手も手ごわい
横山和 競馬は相手もありますし今年も素晴らしいメンバーと天皇賞・春という舞台で戦えて楽しみにしています。タイトルホルダーは目標になる立場だと思いますけれど、僕はタイトルホルダーとしっかりリズム、呼吸を合わせて走ってこられたらなと思います。
-揺るぎない自信がある
横山和 その辺はしっかりとタイトルホルダーとコミュニケーションをとってきたので大丈夫です。
-京都競馬場は新しくなった
横山和 新しくなった京都はみんな初めての舞台なので、乗り越えた馬が勝つと思いますしタイトルホルダーは乗り越えてくれると思います。
-乗り越えるためのポイントは
横山和 走り終わってから分かると思います。
-正攻法で
横山和騎手 競馬ですからそこはゲートが開いてみてからでしか分かりませんが、らしさを見せられるように頑張ります。
-この状況はジョッキー冥利(みょうり)に尽きる
横山和 本当にファンの多い馬で、こういう馬とコンビを組ませてもらっていることはわくわくしますよね。本当にいい経験ができていると思います。
-ファンへメッセージを
横山和 今回も天皇賞・春という舞台でタイトルホルダーと一緒に走ってきます。まずはタイトルホルダーのらしさを見せられるように、そしていい結果を出せるように頑張ってきますので応援よろしくお願いします。