来週に迫った安田記念(G1、芝1600メートル、6月4日=東京)へ向けて24日、東西トレセンで1週前追い切りが行われた。ヴィクトリアM2着の白毛馬ソダシ(牝5、須貝)には、初コンビを組む川田騎手が騎乗。同じく安田記念に出走予定の僚馬ドルチェモア(牡3)とCウッドで併せ馬を行った。

外から1馬身ほど追走して6ハロン82秒3-11秒4。最後は末強めで併入した。川田騎手は「今までたくさんの白毛に乗せてもらいましたけど、明らかにまったく異質の違う馬だなという印象でした。(1週前追い切りを)無事に終えられて、来週も順調に追い切れればというところです」と初めてまたがったソダシの感想を話した。

前走のヴィクトリアMはソングラインに頭差だけ差されたが、決して得意ではない緩い馬場もあって、負けて強しの内容。管理する須貝師の感触は「ダメージもなく順調にきている。こないだはソダシの競馬をして、よく頑張った。前走をたたいて、ここでちょうど良くなると思ってやっている」と上々だった。【明神理浩】