今週から2歳新馬戦が東京、阪神でスタートする。開幕週からクラシックを狙う大物が東西でスタンバイ。6月4日(日)東京の牝馬限定の芝1600メートルはチェルヴィニア(木村、父ハービンジャー)に注目だ。

木村厩舎の6月東京デビュー組には過去にマイルCS覇者ステルヴィオ、皐月賞馬ジオグリフ、今年のNHKマイルC2着ウンブライルなどがいる。チェルヴィニアは母がオークス2着チェッキーノという良血。1週前追い切りはコスタノヴァ(3歳1勝クラス)と併せ、6ハロン82秒4-11秒8を馬なりで計時した。木村師は「トラブルなく順調にきてます。いいばねがあって、余裕を持って動けている。頼もしいです」と期待する。1歳上の半兄ノッキングポイントは昨年6月、東京の新馬戦を一番乗りで勝ち上がり、先週のダービーは5着に入った。鞍上はルメール騎手。来年の桜花賞、オークスへ向け、好発進を決めたい。