国内外芝G1・9勝馬アーモンドアイ(牝8)が6日、史上35頭目の顕彰馬に選定された。昨年は選出票数に8票及ばなかったが、今年は200票(記者207名)で得票率96・6%を集めた。

以下、関係者コメント

◆国枝栄調教師

このたびはアーモンドアイ号を顕彰馬に選定していただき、大変光栄に思います。2017年のデビュー以来、2020年のジャパンカップでの引退まで、牝馬3冠、G1レース9勝など素晴らしい成績を収めて2度の年度代表馬にも輝きました。

アーモンドアイは心身共に抜きんでており、ずっと我々の大きな期待に応え続け、次のレースではどんなパフォーマンスを見せてくれるのかという夢を抱かせ続けてくれました。

このような名馬を預からせていただいたオーナー、夢の実現に協力いただいた牧場関係者、一緒に応援していただいたファンの皆様には感謝しかありません。アーモンドアイに調教師として関われたことは、私にとっても厩舎スタッフにとっても素晴らしい財産であり、これからも精進していきたいと思います。きっとアーモンドアイは、その子供たちに夢をつないでいってくれることでしょう。

◆(有)シルクレーシング米本昌史代表

このたびは名誉ある顕彰馬に選定いただき大変光栄に存じます。

およそ3年半の競走生活で積み上げた9つのG1勝利は、ひとつひとつ強烈な印象とともにまだまだ記憶に新しいところです。

国枝調教師、ルメール騎手をはじめアーモンドアイに携わっていただいた全ての関係者に感謝申し上げるとともに、出資会員の皆様はもちろん、温かい声援を送っていただいたファンの皆様と喜びを分かち合いたいと思います。

順調にいけば、来年にはアーモンドアイの第1子が競馬場のターフにデビューすることと思います。今後はアーモンドアイの産駒にもご声援いただければ幸いです