右前脚繋靱帯(けいじんたい)炎で休養することになったパンサラッサ(牡6、矢作)の今後について、矢作師が10日東京競馬場で取材に応じた。

「繋靱帯炎としては程度は低いし、屈腱炎でなくて良かった。ただ、回復までに3カ月以上はかかると思います。月曜に見に行く予定です。今後のローテは難しくなりましたが、引退は考えておりません。早ければ秋後半の復帰を目指していきたい」と今後の見通しを語った。

同馬は昨年ドバイターフでG1初勝利を挙げ、今年はダートG1のサウジCを日本調教馬として初めて制した。前走ドバイワールドCで10着に敗れたあとは、8月2日のサセックスS(G1、芝1600メートル、グッドウッド)を目標としていた。