ダミアン・レーン騎手(29=オーストラリア)は、今回の免許期間終了日(6月13日)の翌日から起算して1年間、来年6月13日までJRAの短期免許が交付されないことがわかった。今回の来日中の騎乗で所定の制裁点数を超過したため。14日、メディアからの問い合わせに対し、JRAから回答があった。

今春は4月15日から日本で騎乗し、ダービーをテン乗りのタスティエーラ(牡3、堀)で勝利するなど35勝を挙げたが、制裁(戒告や過怠金)を科されることが多く、10日東京4Rのイッツオンリーユーでは最後の直線コースでの御法(ムチの使用)に関して過怠金10万円の制裁を受けていた。今秋のG1シーズンのJRAでの騎乗は不可となり、来年に関しては年間で最長3カ月まで可能だった短期免許申請期間が2カ月間に制限される。