モーリス産駒の良血馬フェンダー(牡2、斉藤崇)が、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。最内枠から好スタートでそのまま先手を取り、1000メートル通過57秒9と淀みのないラップを刻むと、直線でも後続を寄せ付けず、2着モアリジットに4馬身差をつけた。勝ち時計は1分35秒1。

坂井騎手は「調教に乗って能力はあると感じました。集中しきれないところがあったのでブリンカーをつけてもらいました。課題のゲートがうまくいったのもありますし、まだこれから心身ともに成長の余地があると思います」と振り返った。

半姉に昨年の函館2歳S勝ち馬ブトンドール(父ビッグアーサー)がいる血統。今後は未定。